後輩文学少女と秘密のくすぐり遊戯
あらすじ
この学園の図書室は少し変わっている。
『18禁書物貸出コーナー』
……所謂エッチな本を貸し出すコーナーが
設けられているのだ。
学園の理事長が「健全な性教育を」との想いで
作った場所らしいのだが
利用者が少ないのが現状だった。
当然だろう。
単純に、エッチな本を借りることそのものが
恥ずかしすぎる。
それが思春期真っ盛りの年頃となれば
尚更のこと。
だが皆興味あるのは一様だ。
俺もそんな中の一人。
……ゆえに俺は意を決して、今日その扉の向こうに
足を踏み入れると決めたのだ。
そこには――
「……あ、こんにちは」
如何にも文学少女という言葉が相応しい女生徒が
控えめな笑みと共に俺を迎え入れてくれたのであった。
「先輩が、よければ、なんですけど」
「シてみます……?
私と、イジめたり、イジめられたりすること」
これが、俺と彼女の――
くすぐったくも甘酸っぱい、青春の物語の始まりだった。
Scenario : 黒羽リズ 様
CV : 縁側こより 様, 彩夢ひな 様, 神代そら 様
Art : clear 様